​1st Prize 新たな生活を求めて 

In Search of a New Life Photo by Yannis Behrakis / Reuters

3位

バングラデシュ 過酷なレンガ

づくり

Photo by

アラン・シュローダー
 

Alain Schroeder

https://alainschroeder.myportfolio.com/

ダッカから20キロ。この地域には数多くレンガ工場が点在していて、男性、女性、それに子どもたちが、非常に危険で劣悪な環境で働いている。

南アジアの最貧国のひとつであるバングラデシュでは、人口の急激な増加と建設ラッシュによりレンガの需要が爆発的に伸びていて、供給が追いついていない。レンガ製造はこの国の一大産業に成長しており、工場の数は全国で約1万1000に上る。レンガ工場は国の安全衛生基準をほとんど満たしていない。労働者たちは靴もはかず、防護用具も身につけないまま12〜18時間連続で働く。ヒ素などの毒性物質が混入した空気を吸いながら、1日1人当たり1500枚ものレンガを作り続ける。 子どもはもっとも幼くて5〜6歳だ。彼らは重いものは運べないので、もっぱら窯の火に石炭をくべる作業についている。仕事中はきれいな水も、まともな食事も取れない。休むことなく働き続ける姿は、まさに奴隷のようだ。この子どもたちの稼ぎは、1日1ドルにも満たない。2017年4月1日 場所はすべてバングラデシュ、ボーパ

 

レンガ工場で働く男性。
男性たちが粘土を型に入れてレンガの形を整え、天日で乾燥させてから巨大な窯で焼く。2017年4月1日

煙や土埃などにまみれながら仕事をする。 2017年4月1日

焼いたレンガを運ぶ男性たち。数メートルもの高さに積んでいく。2017年4月1日

慣れた手つきでれんがを運ぶ人々。2017年4月1日

慣れた手つきでれんがを運ぶ人々。2017年4月1日

レンガを運ぶ技術は確立されている。しゃがみこみ、頭に木の板を載せ、その上に両手でレンガを二つずつ積んでいく。

​2017年4月1日

レンガを運ぶ技術は確立されている。しゃがみこみ、頭に木の板を載せ、その上に両手でレンガを二つずつ積んでいく。

​2017年4月1日

レンガを乾かすために運ぶ人々。労働者たちは一日が終わると、1ドルから2ドルと交換できる小さな木の切れ端のようなものを受け取る。2017年4月1日
 

レンガを焼く仕事をする男性。煙は有害だが、マスクをしているのはごくわずか。2017年4月3日
 

窯へと続くトンネルの壁を掃除する女性と、舞う粉塵を浴びて目をこする子ども。多くの女性が、小さな子どもを伴って労働している。2017年4月3日

暑いトンネル内で、レンガを焼くために窯まで運び込む女性たち。暑いトンネル内での仕事は主に女性の仕事とされている。2017年4月3日
 

重いレンガを運ぶ少年。2017年4月3日

周辺で採取して型に入れられたレンガは窯で焼かれる前に日干しされる。この過程で多くの子どもたちが働かされている。

​2017年4月3日

休憩する男性たち。2017年4月3日